東南アジアでコスパ生活だけを目指すのはかなり品がない行為だった

  • 東南アジアでコスパ生活だけを目指すのはかなり品がない行為だった

  • バンコク

    タイの首都バンコクです。
コスパ率 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

タイでは一食百円ちょっとで美味い料理が食べられる。

これを「激安だ」とか、ついつい言ってしまうのだが実はそれはとても知性にかけた発言なのだ。

この記事は自分の気付きと反省がメインです。

「タイ人の前で安い!」というと「そう?」という顔をされる。

経済的な格差があって現地の人にとって100円は時給だったりする。

その金額を何も考えず「激安」と喜んでしまうのはまったくもって何様だってことになるのだ。

目次

ただの価格差で喜んでいては他人を貶めてしまいかねない。

日本でも外国人実習生の扱いがニュースになっているが、格差を推奨し利用する人は他人を公正に扱えないのだと思う。

バンコクには、田舎から「都会で稼いで来い」と送り出された女性

介護や医療費が支払えず毎月借金をしながらなんとか暮らす人たち

休む暇なく働いても変わらない貧困の現実がずっと目の前にあって、その壁の厚さは日本の比ではないと思う。

ワーキングプアの実態が絶望的で生きるか死ぬかさえ傍にあるのだ。

厳しい社会だ。

しかし、それでも気丈に生きている人を見ると
戦後を生きた人たち(祖父母の世代)の気質に近いもの感じる。

なぜか懐かしさを感じていたのは、そういう人たちが発する活気を知っていたからなのだ。

目の前の建物は近代化されても、ここには50年以上も前の日本の空気、それに通じるものが流れているのかもしれない。

その中を懸命に生きている人がいて、だから時折笑顔が素敵だったりする。

80年代の音楽が素直に響いてくる黎明期の中にいるのだな。